2013年11月29日金曜日

偽装騒ぎ

デパートのレストランやホテルを中心とした食材偽装騒動がまだ記憶に新しく、方々で話題になります。
阪急阪神HDに端を発したこの騒動も、後からワラワラと出現してくるのは自発的に公表することで世間の非難を逃れようとする行為に見えてしまいます。
何よりも多くは現場の責任にしてしまうという体質の多さが目につき、政治家のみならずこの国の病巣を突き付けられているような気がして仕方ありません。

偽装と言う観点では、この1~2年で人員数を偽装し過剰な診療報酬や介護報酬を得ていた近隣の医療法人や社会福祉法人が告発されました。
同業として同情を禁じ得ない部分はありますが、かと言って許せる問題ではありません。
しっかりとルールを守って運営している法人はたくさんあります。
少子化かつ3Kの代表職とされる看護職は年々成り手が減少しており、大病院優先の就職戦線であるため中小医療機関にはなかなか応募もないのが現状です。
だからと言ってルールを逸脱してよい理由にはならないでしょう。
医療機関としての組織をきちんと魅力あるものにする取り組みが必要不可欠であり、そのための努力をしていくことを肝に銘じなければ。

医療法人でタイムリーな話題は、国内最大級の医療法人と東京都知事の関係ですね。
少なくともどちらかが嘘をついていることになるんでしょうけども、何にせよ5,000万円をポンと出せるあたりが我々のようなちっぽけな法人とは違うということ。
選挙目的だろうが個人目的だろうが、金融機関でなく医療法人から金を借りるという行為が世間では「?」ということが分からない知事のようです。

そういえば福島の件で「コントロールされている」と世界の前で言いきった首相がいましたね。
あれは偽装ではないのかな。
今回の都知事の件といい、大丈夫か?東京オリンピック。

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