2014年5月10日土曜日

空調機器の更新 2

すでに当院を訪れた方の中にはお気づきの方もいるかと思います。
1Fのエアコンを更新しました。
前回のブログで更新作業の前半を紹介しておりますので、そちらをご覧になられてから今回の内容を見ていただくと分かりやすいかと思います。
左にあるアーカイブから4月をクリックして「空調機器の更新1」をご覧ください。

個人的にはこれが楽しみでした。
もう半分以上ロボットかと思う最近のクレーン車。
駐車場に角度を決めて停車したかと思ったら固定するための足が伸びてきます。
アスファルトが凹まないように安定板を敷いて着地。
そしてアームを上方へ伸ばしつつ積荷の方へ回転。
運転手は降りてこず淡々と作業が流れます。


そしてスルスルと上空へ。
一度でいいから荷物と一緒に吊り上げてほしかった。
屋上で待機していた職人のブロックサインでスムーズに着上。
そして
旧型の室外機が降ろされます。
20年間ごくろうさん。
新機を吊り上げてできたトラックのスペースに旧機が載せられます。
一連の作業には全く無駄がありません。
次々に新機が運ばれていきます。
これから扱き使うことになるんですが、気持ちよさげな浮遊。

こうして全台が無事に搬入され、クレーン車は1時間も経たずに去っていきました。

今回は1Fだけとはいえ、室内機は18台。
作業は3回に分け、4台、6台、8台というスケジュール。
5月の連休にも工事しました。
そんなこんなで更新が完了。
新機はご覧のような形状。
旧機が4方向の吹き出し口だったのに対し、コーナーも含めた8方向の吹き出しになります。
フィルター手入れのための着脱も簡単にできるようになりました。

今回の工事は院内環境の改善でもありますが、同時に節電対策でもあります。
原子力発電に依存しないようにするには社会全体で節電を行っていかねばなりません。
快適さを求めすぎると反節電となりかねず、かといって猛暑厳寒に機能しないのでは待合環境が悪くなってしまいます。
上手にバランスを取りつつ運用することを心がけていきます。

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